一つ一つの流れ
まずは相談から
債務整理は無料相談から出来ます。CMなどでも宣伝していますよね。この相談からというのができない人が多いそうです。勇気を出して、相談することが大事です。いろいろ聞きたいこと、相談したいことを紙にまとめておくのも良いと思います。
債務整理の仕組みを知る
相談の際に、債務整理の種類・仕組みを知ってもらうことになります。最初は難しく考える方が多いかと思いますが、弁護士には説明義務がありますので、そのへんは気になさらず、なんとなく聞いておく感じでいいと思います。最近は分かりやすく説明されている弁護士の方がいますので、難しく説明されることはあまりないと思います。
手続き内容を決める
債務者本人が、借金をどうしたいのかきちんと決めます。話を聞いた上で、最終的にあなた自身が、方向性を決めなければなりません。それまでは、弁護士はただアドバイスをするだけですし、依頼人であるあなたがどうしたいのか、はっきり弁護士に伝えることです。その場決めなくても良いです。よく考えて決断してください。
弁護士と契約する
方向が決まれば、弁護士と代理人契約を結びます。契約書は必ず取っておいてください。契約内容に、きちんと目を通すことが大事です。意外とそんなこと書くのみたいな、ペナルティ事項が書いてあります。
例えば、連絡をするのを怠った場合、罰金があるとか!意味のわからない説明の事項の場合は契約をしないことです。まあだいたいが、そんなことはないとは思いますが、、、
調査する
利息制限法に抵触していないか、各ローンの契約を見直します。この点は弁護士さんの仕事になります。あなたが、不利益を被っていないかの判断をします。利息制限法に抵触のおそれがない場合、ここで、話は終わります。
過払い金を請求する
過払い金額が確定し業者に請求します。弁護士がすべてやってくれますが、あなたに請求の確認をされるはずです。あなたの意思を確認してから動き出します。ちなみに、この時点でブラックリストに入ります。大事な決断ですね。
和解交渉する
債務残高と過払い金とを相殺し、残りの債務を同返済するのかを交渉します。交渉は、だいたいが弁護士さんがします。新たな返済金額と、期間が議論されます。あなたは、なにもせず待つだけです。まあ、もめることはまずないと思います。
和解契約をする
交渉後、和解が成立し返済方法を新たに契約する。この契約は、非常に重要です。契約事項に違反するようなことがあれば、すぐ訴えられますので、契約書はきちんと読み、保存しておくこと。
返済開始
契約に従って、返済していく。返済が滞るようなことがないようにしてください。ただそれだけです。
流れとしてはこんな感じですが、基本的には
代理契約後は弁護士任せで大丈夫だと考えてください。